中学受験記part6 〜直前期〜
今年の２月、我が家の次女は中学受験に挑み
見事
第一志望校から合格
をいただきました
晴れて憧れの中学校の一員となりました
この中学受験の道のりは決してラクで順風満帆なものではありませんでした
娘は決して要領が良いわけでも
天才だったわけでもなく
塾長先生からも
「要領悪く、普通の子が1でおぼえることも（娘の名前）は３かかる。
でもコツコツやっていることは決して間違っていない。時間はかかるけど、とにかく頑張れ！」
そんな言葉をもらう子でした
娘がコツコツ頑張ったことはもちろんですが
この中学受験
コーチングとも切っても切れない戦いでした
私は
母として、コーチとして
娘とともに戦った中学受験でした
今日は冬期講習から１月の娘についてお話しします
いわゆる直前期です
ここまでのことは過去の記事
part1『自分のこどもにも絶対させる』
part2『運命の出会いで過去最高得点』
part3『コーチングとの出会い』
part4『自己肯定感のアップの先に起きたこと』
part5『模試』
働く女性の可能性を広げ、行動力を高めるコーチの下田まゆみです
（下田まゆみの公式プロフィールはこちらです）
最後の模試、でも・・・
冬期講習に入る前の１２月中旬、最後の模試
でも、まだ第一志望校へは手が届いていません
偏差値にして１０も・・・届いていません
しかし
第一志望校への気持ちは変わることはありませんでした
残りは１ヶ月半
合格に向けてラストスパート
冬期講習はとにかく朝起きて夜寝るまで勉強！！
繰り返しこの日々
もちろん娘は文句を言うわけでも、投げ出すわけでもなく
コツコツと進み続けました
１勝１敗
お正月は元旦のみが唯一のお休み
この日は家族揃って、初詣に出かけました
近くの天満宮へ行き、娘は力強く絵馬に誓いを書きました
（娘の書いた絵馬）
冬期講習が終わると
いよいよ埼玉入試
入試、本番です
結果は１勝１敗
自信と自分の足らなさ
をきっとはじめて体感したのではないかと感じました
第一志望校受験日まで残り２週間
とにかくコツコツ進むしかありません
〇〇に変化が！！
あと２週間！！
毎日コツコツひたすら頑張る
これの繰り返しです
１１月に私が参加したセミナーで聞いた
プラス脳を作ることに効果的な
簡単な日記のようなものを毎晩寝る前につけていました
そこには
・今日楽しかったこと
・なくてはならないもの
・今一番やりたいこと
・望み
だけを書くシンプルなもの
これは寝る前に
脳をプラスにする、ということでした
この内容に変化が出てきたのです
それまで『望み』のところには
家族の役に立ちたい、などの漠然としたものが書かれていました
それが
埼玉入試を機に
『〇〇中学に入りたい』
毎日、毎日これだけを書くようになったのです
その頃から私は
娘と過ごすほんのすこしの時間
（帰宅後、塾に行くまでの３０分と塾のお迎えの車での３０分）
このわずかな時間はとにかく娘が声をあげて笑うことができるように
くだらないことを話したり、おどけてみたり・・・
娘が大きな声で笑える時間を作りました
緊張している頭と心と体がすこしでもほぐれるように
母としてできるわずかなことでした
入試前々日！！
１月３０日
勉強できるのはあと１日
この日の車での帰り道
私は娘に質問しました
「明日、もし自習時間があったら何する？？」
娘は間髪入れずに
「理社の覚えものをする」という答えがかえってきました
これは
・その科目の勉強が不十分であることを自覚し
また
・自習時間があった場合に迷いなくその時間を有効活用するため
の目的のためにした質問でした
入試前日！！！
いつも通り最終日も送り出した最終日
勉強を終えた夕方、塾では毎年恒例の壮行会をしてくださいました
中学１年生の先輩も応援に来てくださり、最後に激励してくださいます
（壮行会で先輩方からいただいたお菓子）
しかし壮行会で娘は泣いてしまったのです
それは
毎年塾で行なっている儀式？？らしいのですが
塾長先生が消しゴムを投げてくれ、それをキャッチする
という簡単なもの
１人３回だったようですが
なんと娘は１つ目をキャッチできずに落としてしまったのです・・・
なんか縁起の悪さを感じますよね・・・
（２つ目からは気合を入れ、両手でしっかりキャッチできたようです）
お迎えに行くと泣いた形跡のある顔
私は何事かと、血の気が引きました
（大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にサーっと血の気が引きました）
話しているうちにまた泣き出した娘
とにかく不安な気持ち受け止め、十分に受け止めてから
「大丈夫」という言葉を笑顔でかけて気持ちをほぐしました
落ち着いた後の帰路での会話は
『感謝』
感謝をしたい人を7名あげてもらい
一人づつに向かい感謝の気持ちを声に出して言ってもらいました
これは最後に『使命感』を持ってもらいたいという目的からです
使命感は大きな力を与えてくれます
世界で活躍するアスリートも
自分が勝つため、だけでなく
自分が勝つことで子どもたちに夢や希望を与えたい
などの使命感を持っている選手は大変多いです
まさか・・
家に帰宅し
明日に備え早く寝ようとした時
私がコンタクトレンズを割ってしましました
まさか、の出来事です
コンタクトを割ったなんて何年振りかわかりません
それなのに入試の前日に・・・
消しゴムに続き、縁起の悪さを感じずにはいられませんでした
しかーしここで落ち込んでいる場合ではありません！！
自分の手元が狂っただけのこと
「明日の朝じゃなくて良かった〜」
と娘にはできる限り動揺が伝わらないようにつとめ
明日の入試には関係ないこと！！と気持ち切り替えました
（割れたコンタクトレンズ・・・）
いよいよ目が覚めたら第一志望校受験日です
この日を目指し何度も何度もイメージトレーニングもして備えてきた
待ちに待った入試当日です！！！！！
入試本番についてはまた改めます
今日は朝からお客様との時間が続きました
（おひとりは受験を控えたママさん）
まゆみさんの聴きっぷりはすごい！！
とこれ以上ないお褒めの言葉いただきました
心から寄り添っていきたい
ますます強く感じました
2019.4.15 mayumi
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