周囲からの目線が気になる!原因と解決方法を紹介
周囲からの目線が気になっていると、仕事も私生活もパフォーマンスが落ちてしまいますよね。それどころかストレスを抱え、仕事にも支障をきたしてしまうことも・・・
そこで今回は、周囲の目線が気になる方に向けて、原因と解決方法を紹介します。
経営者をはばたかせるエグゼクティブコーチの下田まゆみです
(下田まゆみの公式プロフィールはこちらです)
Contents
周囲からの目線を気にするとどうなる?
周囲からの目線を気にしすぎて、以下の状況に陥っていませんか?
- 行動にブレーキがかかる
- ストレスが溜まる
- 人に流される
ここでは、なぜこのような状況に陥るのか、陥るとどうなるのかを解説します。
行動にブレーキがかかる
周囲からの目線を気にしすぎると、行動に歯止めをかけてしまいます。
「〜したら、どう思われるかな?」と、自分の行動よりも周囲からの目を優先させるようになるでしょう。
その結果やりたいことが思い浮かんでも、行動できなくなってしまいます。
ストレスが溜まる
常に周囲の目線を気にするのは、ストレスの原因となります。周りにいる人、すべての期待に応えることはできません。
「Aさんの意見に合わせようかな…、でもBさんはこう言ってるし…」
このように、気を遣いすぎて精神的に疲弊します。ストレスを長期間抱え込むことで、自分一人では解決できなくなる場合もあります。さらに悪化することで寝込んでしまうなどの場合は社会復帰するまで数年かかることもあるでしょう。
人に流される
時には、周囲の意見を参考にすることが大切です。しかし人の目線ばかりを気にしていては、自分の意見がなくなってしまいます。その結果、自分の人生なのに、他人に振り回されている感覚を覚えるでしょう。
周囲からの目線が気になる原因
そもそも周囲からの目線が気になるのは、なぜなのでしょうか?
- 人から嫌われるのが怖い
- 自分に自信がない
- 他人と比較している
ここでは、周囲からの目線が気になる原因を解説します。
当てはまるものがあれば、対策を考えていきましょう。
人から嫌われるのが怖い
「人から嫌われたくない!」と考えていると、人の目線が気になるでしょう。「こう言ったら嫌われないかな…」「どう振舞ったら良いだろうか…」と、考えすぎてしまいます。どれだけ人気を集めている人でも、世界中すべての人に好かれているわけではないものです。自分を嫌うかもしれない、という思い込みの中の人を気にして、消極的になるよりも、自分の周りの大切な人に目を向けてみましょう。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、人の意見を気にしがちです。自信がないからこそ、他人からの評価・意見に頼ってしまうのでしょう。一方、自分に自信のある人は、周囲の意見を参考にしたとしても流されることがありません。
他人と比較している
必要以上に他人と自分を比較すると、他者への意識が過剰になります。
- あの人より仕事ができると思われたい
- あの人はあんなにイキイキとしているのに、自分は…
- あの人は上司から褒められていてうらやましい
他人と比較すると、周囲の目線が気になるようになります。周囲との比較で自分の価値を決めるのではなく、自分軸で生きることが大切になるでしょう。
周囲からの目線が気になるときの解決法
周囲からの目線が気になったら、以下のポイントを意識して動くことをおすすめします。
ぜひ、まずは1つ試してみてください。
- 他者評価より自己評価を意識する
- 人から見られていない事実を意識する
- 自分の決断に覚悟を持つ
- 相手に本音を伝える
- SNSやネットから離れる
他者評価より自己評価を意識する
他者評価に依存しているうちは、周囲の目線を気にすることから抜け出せません。
「自分で自分を評価する」ということを意識してみましょう。
ここで一つ、例を出してみます。
他者評価:上司から褒めてもらえるように頑張ろう!
自己評価:半年前の自分と比べて、少しでも成長できていたらOK!
こんなふうに、あくまでも自分軸で評価しましょう。
比較すべきなのは、他人ではなく過去の自分です。
人から見られていない事実を意識する
人は、自分が思っているよりも気にしていません。実は、自分が思っているほど注目されていないのです。人は他人をあまり気にしていないことを再認識しておきましょう。また、自分の失敗があったとしても、他人はすぐに忘れてしまうものです。人のことなど覚えていないものではないですか?
自分の決断に覚悟を持つ
自分の決断に覚悟を持つと、周囲の目線が気にならなくなります。周囲の意向を取り込めば、「◯◯さんが言っていたから」と他人に責任を押し付けることができます。責任を感じないので楽かもしれませんが、周囲の目線から脱することはできないでしょう。
自分で決めたことは、「自分が決めたんだ」と覚悟を持つことが大切です。例えば、友人たちとご飯を食べに行った時などに、『誰よりも先にメニューを決める!』という簡単なことから始め、「自分で決めた』という体験を重ねていきましょう。
相手に本音を伝える
「なんて思われるかな?」と考え出すと、自分の本音を話すことができなくなります。そうしているうちに、他人に流され続けてしまうでしょう。周囲の人からは、「都合の良い人」とみなされてしまう可能性もあります。少しずつ相手に本音を伝えることで、自分は楽になります。とはいえ、いきなり本音を伝えるのは難しいでしょう。例えば、苦手な上司から飲み会に誘われたときに、『3回中1回は断る』のような習慣をつけて、少しずつノーと言うことをおすすめします。
SNSやネットから離れる
SNSでネガティブな意見を目にすると、自分が批判されたような気持ちになることはありませんか?そんなときは、SNSと距離をおくことをおすすめします。また、メールやLINEをチェックする頻度を下げ、他人の意見が入ってきにくい状況を少なくすることも有効です。周囲の目線を遮断することで、自然体で生きることを実感できるようになります。
周囲の目線が気にならなくなると、人生の幸福度はアップする!
今回は、周囲の目線が気になる原因と解決法を紹介しました。周囲の目線が気にならなくなると、自分軸で生きることができるので幸福度がアップします。急に考え方や行動を変えるのは、決して簡単なことではありませんが、少しづつ、簡単に取り入れられるような今回紹介した内容を少しずつ実践してみてください。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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発行者
下田まゆみ
ENTRESH(アントレッシュ)代表
国際コーチング連盟認定(ICF)プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ(PCC)
銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ
銀座コーチングスクール(GCS)認定講師(青山渋谷校講師)
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