マナー講座vol.1【言葉の種類】

尊敬語・丁寧語・謙譲語など、日本語にはその時、その立場に寄って言葉を使い分けることにより、相手を敬ったりできる素敵な言葉があります。

でも、混同してしまい、使い方を間違えると、大変失礼にあたってしまうことも・・・。

ビジネスに限らず、お友達との会話にもすぐに活かして、言葉を使い分けて、一段上の素敵なコミュニケーションをとってみませんか?

 

3つの言葉の特徴を一言で言うと・・・

《尊敬語》目上の人を敬う表現で 「相手を立てたいとき」 に使うもの

《丁寧語》 日常会話でもよく使い、相手を問わず使う表現

《謙譲語》 自分をへりくだる表現で 「自分を下げることで相手を立てたいとき」 に使うもの

 

敬語を使って、相手を敬い、話しているつもりが、逆に失礼になることも・・
せっかくの敬語を台無しにしないために抑えたいポイントをよくある例でご紹介します!

違いがわかりますか?

 

Q1.

× お容さまがお越しになられました。
 お客さまがお越しになりました。

 

〜point~
二重敬語を使わない。
*二重敬語とは、一つの単語に敬語を重ねて使うことです。

 

お越しになる、これは来るの尊敬語です。

なので 「お越し」と「なられる」 では二重敬語になっています。 二重敬語は慇懃無礼(いんぎんぶれい)と言われ失礼にあたります。

 

Q2.

× (来客に)パンフレットを拝見されますか。
 (来客に)パンフレットをご覧になりますか。
× (来客に)遠慮なさらずにいただいてください。
 (来客に)遠慮なさらずに召し上がってください。

 

~point~
・尊敬語と謙譲語を混同混用しない。

 

尊敬語と謙譲語の使い分けは冒頭に書いたとおりです。

一つ目例は 「見る」 という言葉を適切に敬語にする、ということになります。

拝見する:謙譲語(自分の行動に対して使います)

ご覧になる:尊敬語(相手の行動に対して使います) なので、この例で、「見る」のは来客です。 なので、尊敬語を使うのが正解!

 

二つ目の例は 「食べる」 という言葉を適切に敬語にしたいです。

いただく:謙譲語

召し上がる:尊敬語

今回「食べる」のは、来客です。 なので、尊敬語を使うのが正解!

 

このように正しく綺麗な日本語が使えるようになると、コニュニケーションをどんどんとりたくなりますね。
日常会話の中でも、この言葉の3つの敬語はなんだっけ??と自問自答していくと楽しいです。
是非、難しく考えずにどんどん使ってみてください。